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April 01, 2019

CAVOK通信 第63号

〇元号について

このメルマガが配信される4月1日には、次の御世の元号が発表されていることでしょう。

とうとう「昭和」は先々代になってしまいました。

「昭和」世代の我々が「明治」に対して感じていた感覚を、今の子供たちは「昭和」に対して感じるのですね。一気に歳を取った気がします。

最初の元号は「大化の改新」の「大化」だと言われていますが、実際に使用されたことが確認できるのは「大宝律令」でお馴染みの「大宝」で、それ以降、継続的に現在まで使われています。

現在のような制度として「一世一元」制となったのは明治以降ですが、現在の日本国憲法のもとで法的根拠が与えられたのは意外に新しく、昭和54年に「元号法」が制定されたことによります。

改元に当たっては、コンピュータシステムの変更の手間が大変であるとか、世界で元号を使っている例は他にないとか、或いは西暦への変換が面倒だといった消極的な意見も目立ちます。

ですが、このような文化的な仕組みは、世界でも稀な歴史の連続性の中から生まれてきたもので、経済合理性や利便性といった尺度から計れるものではありません。

そもそも文化は一見すると非合理と思えるところから生まれるものです。

現代の世界で唯一、1300年の長きにわたって途切れることなく使われてきた元号という制度は日本の歴史に根差した誇るべき文化です。

どのような元号になるのか、どんな漢字が使われるのか楽しみです。

追伸:先ほど菅官房長官から新元号が発表されました。

   「令和」だそうです。

   典拠が「万葉集」ということも画期的だと思います。

 

〇自然に囲まれていたいのは当然だった

植物の新芽がそろそろ目立つ季節になりました。花壇のチューリップの花も咲き始めています。桜の開花宣言も発表されています。

植物の変化を身近に感じるにつれて春が近づいていることが実感され、年甲斐もなくワクワクして心持も軽くなるような気がします。

また子供達とキャンプに行った時などは、体力的にはきついですが、心身共にリフレッシュしたような気持ちになります。今さらながら草木をはじめとする自然の力は偉大だと思わずにはいられません。

これらは感覚的なものなので、すべての人が同じように感じるかどうかはわかりません。ですが周囲の緑は人の心に一定の良い影響を与えていることは間違いありません。

デンマークのオーフス大学が行った調査の結果、自然に囲まれて育った子供は知的障害と統合失調症を除くすべての精神疾患に関して発症するリスクが最大55%低いことが明確になったということです。

その結果を受けて、同大学の研究チームは都市計画に公園や緑地といった環境をもっと導入すべきだと提言しています。

自然環境が身体に良い影響を与える理由は、残念ながら未解明ですが直感的に納得する結果です。

家づくりにおいても、植栽の計画は大切だということは十分理解しています。ですが、工事金額を予算内に収めるため、ついつい植栽の部分を削ってしまうことはよくあることです。

やはりいけない事なのだとあらためて感じました。

参考文献 

Newsweek日本語版 2019年3月6日

「自然に囲まれて育った子のほうが精神疾患にかかりにくいこと が明らかに」

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/03/post-11806.php

 

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