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February 01, 2019

CAVOK通信 第61号

〇その豆、どこで手に入れました?

2月3日は節分です。多くの家庭では豆まきが行われると思います。

北海道・東北などではあとの掃除のことなどを考えて合理的に殻つき落花生を用いる地域もあるようですが、広い地域では炒った大豆が用いられています。

豆は「穀物の精霊が宿る」神聖なものと見られていたので、豆まきだけでなく、神事にもよく使われていました。ですが、それだけが節分で豆まきが行われる理由ではありません。

実は、節分の豆は桃の代わりなのです。これだけでは何の事だか訳が分かりませんね。少々説明が必要です。皆さんは、イザナギノミコトとイザナミノミコトの国生み神話のお話はよく御存じだと思いますが、そこにカギがあります。

概略を述べますと、火の神カグツチを産んだ際の火傷がもとでイザナミは亡くなってしまいますが、彼女を追って黄泉の国に赴いたイザナギは約束を破ってイザナミの腐乱した亡骸を見てしまいます。それに怒ったイザナミは恐怖で逃げるイザナギを追いかけますが、黄泉比良坂(よもつひらさか)で、イザナギが大岩で道を塞ぎ会えなくなってしまいます。このくだりは良く知られていますが、記紀ではもっと細かい描写があります。

イザナミは黄泉の国から1500体もの悪霊妖怪を引き連れてイザナギを追いかけました。イザナキは必死に脱出を図り、黄泉の国と現実世界の境界である黄泉比良坂にたどり着きます。偶然そこに生えていた桃の木から、桃の実を3ケ取って悪霊たちへ投げつけると、悪霊たちは雲散霧消してしまいます。こうしてイザナギは現実の世界へ無事生還します。

桃の実には1500体の悪霊もひとたまりもないほどの霊力あるのです。

そうです、大切なのは桃の実なのです。投げつけるのはあくまでも桃の実であるべきなのです。

豆自体がそもそも神聖なものであったことや、季節の問題もあって時代が下るとともに豆となったのでしょうが、その不都合を解消する方法がちゃんとあります。

神社の節分祭で豆まきに用いる豆は、神職が炒った豆をささげて祝詞をあげてから使います。この時の祝詞が「伊耶那岐神(イザナキノカミ)が黄泉の国から逃げ帰るときに桃の実を投げて悪霊たちを退散させた。その桃の実の霊力をこの豆に授けてください。」という内容です。つまり、節分でまく豆は、桃の実の霊力を授けられた特別な豆なのです。

ということでタイトルに戻ります。その豆はどこで手に入れましたか?

ただの炒った豆を買ってきても邪気を払う力はありません。ちゃんと神社で祝詞をあげてもらった豆で豆まきしましょう。もしも豆がなかったら、代わりに果汁100%の桃ジュースをまいた方が効果的かもしれません(笑)。

 
      
〇インフルエンザの予防法

今年もインフルエンザの季節がやってきました。すでに全国的にも大流行の様子です。ほぼすべての都道府県で流行警報が発せられています。

インフルエンザは、高熱や関節の痛みなどを伴い、人によっては重症化するおそれもある厄介な病気です。普段から「かからないようにする」、「うつさないようにする」という心掛けが大切だと思います。

インフルエンザは飛沫感染と接触感染の2つがありますから、この二つの経路を絶つ必要があります。そのため、よく言われるのが手洗いや、不必要な外出を避けるといったことです。また、十分な睡眠やバランスの良い食事といった普段からの健康管理も免疫力を高めるために重要だと言われています。

それらに加え、最近では歯磨きが効果的であると言われています。

口の中には約30億〜6000億もの細菌が存在すると言われます。これらの細菌はプロテアーゼという酵素を出すのですが、この酵素がインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする働きがあるのです。

もちろん口中の細菌にも存在意義があるので単純に殺菌してしまえばよいという訳ではありませんが、少なくとも酵素の働きを低下させるために、口中の衛生管理が重要ということは言えるでしょう。

実際、介護施設や小学校などで歯磨き指導を徹底したところ、インフルエンザ罹患率が低下したという事例もあるそうですから間違いなく効果はありそうです。

インフルエンザ予防の歯磨きのポイントは、夜はしっかりと、朝は朝食前に、舌も軽くこするという三点だそうです。ただし最低でも3分程度は磨かなければならないようですから、継続するための工夫は必要かもしれません。

 

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