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September 2014

September 02, 2014

CAVOK通信 第08号

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CAVOK通信 【第08号】

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■ I N D E X ■
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【1】ご挨拶
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【2】「おはぎ」と「ぼたもち」

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【3】 防災の日
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【4】「見通し」を考える

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【5】 編集後記 
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【1】ご挨拶
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今年は秋がはやいのでしょうか。早くも涼しくなってしまいました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回もこのような形で話題を発信いたします。

少しでもお役に立てれば幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

                             平成26年9月吉日
               一級建築士事務所 CAVOK Architects

                                  土居 良助

                      e-mail QWH02474@nifty.com
             URL http://homepage2.nifty.com/CAVOK/

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【2】 「おはぎ」と「ぼたもち」

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9月の声をきく前から気温も下がってしまいました。今年はなんだか変な気候です。
とはいえ、「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われます。早く秋らしい気候になってもらい
たいものです。

お彼岸といえば「おはぎ」がつきものです。ほぼおなじような和菓子に「ぼたもち」
があります。僕の周辺では年中「おはぎ」と呼称しているので、こちらがポピュラー
なのですが、この名称について面白いはなしがあります。

どちらももち米(あるいはうるち米ともち米)を炊いて、米粒が残るぐらいにつぶし、
餡をまぶした和菓子です。根本的な違いはありません。この名称の違いには諸説
あり、春のお彼岸のころは牡丹に見立てて「ぼたもち」、秋のお彼岸のころは萩の
花が咲き乱れる様子に見立てて「おはぎ」と称するというものが最も有名です。

この説に関連してさらに、夏と冬にも別名があり、夏は「夜船」、冬は「北窓」とい
うそうです。その発想がユニークなのですが、「おはぎ」はもちと作り方が異なるた
め、もちをつく音を出さずに作ることができる。だから、隣に住む人には、いつ搗(つ)
いたのか分からない。そこで、「搗き知らず」を「着き知らず」と言い換えて、夜は暗
くて船がいつ着いたのかわからないことから「夜船」です。

「北窓」は「夜船」と同様に、「搗き知らず」を「月知らず」と言い換えて、月を知ら
ない、つまり月が見えないのは北側の窓だということから名付けられたということ
です。なんだか「落雁」のケースとよく似ています。

ものごとに自然の風景や、日々の風情を重ね合わせて名付けるという行為は
日本人特有の感覚かもしれません。探してみるとこのような例は身近にまだまだ
見つけられると思います。


                           参考文献 ウィキペディア「ぼたもち」

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【3】 防災の日 

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9月1日は防災の日です。ご存じのとおり、この日は1923年(大正12年)9月1日に
発生した関東大震災にちなんだものです。

この「大正関東大地震」はドラマや映画などの様々なシーンで取り上げられており、
それらの影響もあってか、なんとなく東京の地震というイメージがあるようです。確かに
犠牲者のほとんどは神奈川県・東京府がその中心ですが、実際には千葉県・茨城県
から静岡県東部までの内陸と沿岸の広い範囲に甚大な被害をもたらしています。

また、陸軍本所被服廠跡地で起こった火災旋風による被害が今でも話題となること
から、火災被害について語られることが多いようにも思えます。しかし火災のほかに
も、太平洋沿岸の相模湾沿岸部と房総半島沿岸部では高さ10m以上の津波が記録
されていますし、山崩れや崖崩れは神奈川県の山間部で広く発生し、それに伴う土
石流によって下流域では家屋の流失・埋没の被害が相次いだそうです。

約90年も昔のことだけに見過ごされがちですが、主要な交通機関である鉄道の被害
も甚大でした。特に神奈川県足柄下郡片浦村(現、小田原市の一部)の根府川駅では
その時まさに通りかかっていた列車が駅舎やホームとともに土石流により海へと押し
流され、100人以上の死者を出し、さらにその後に発生した別の土石流で村の大半が
埋没し数百名の犠牲者を出したといわれています。

このように見ていくと、私たちの抱く「大正関東大地震」の被災のイメージと実像の
間にはかなりのズレがあることに驚かされます。災害に限らず、ある物事に対して
一定のイメージが固定されるということに、私たちはもう少し敏感になった方がいい
のかもしれません。

                      参考文献 関東大震災 吉村 昭著 文春文庫 

                             ウィキペディア「関東大震災」

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【4】 「見通し」を考える

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「見通し」といっても、将来の経済予想といったものではありません。住宅のプランニング
についてのことです。

田舎ではまだまだ土地に余裕があり、広い敷地が準備できるケースも多いようですが、
中心市街地ではなかなかそういう訳にもいきません。また、昨今では高齢化の進行や
少子化などの影響からか小さく住む傾向もはっきりしてきました。建つ家も小さくなって
いるのです。

ですが、その中に欲しい部屋を埋めていくと、どうも伸びやかさに欠ける気がします。
そんな時の解決方法の一つが「見通し」です。つまり、その家の最も長い部分に視線
が通るようにするわけです。

ですが視線が通るといっても、単純なワンルームでは、いまひとつ楽しくありません。
そんなとき、例えば、引き戸を開けると部屋を通して家の端から端まで見通せたりする
工夫ができると上出来です。

僕も気を付けているのですが、これは、住宅作家として著名な故宮脇檀さんが効果的
に使っていた手法です。ちょっとした設計のポイントですが、小さい家でも広がりを感じ
させることができます。

                参考文献 宮脇檀の住宅設計ノウハウ 宮脇檀著 丸善


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【5】編集後記 

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 広島の土砂災害でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに被災された方々に

 お悔み申し上げます。扇状地の山際を安易に宅地開発していることに腹が立ちました。

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 今後ともよろしくお願いいたします。

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