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July 2014

July 02, 2014

CAVOK通信 第06号

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CAVOK通信 【第06号】 

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■ I N D E X ■
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【1】ご挨拶
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【2】7月の旬
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【3】「いただきます」の意味を考える
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【4】飛騨古川の町並み
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【5】 編集後記 
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【1】ご挨拶
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子供たちの夏休みも間近となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回もこのような形で話題を発信いたします。

少しでもお役に立てれば幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

                             平成26年7月吉日
               一級建築士事務所 CAVOK Architects

                                  土居 良助

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【2】7月の旬

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7月となりました。いよいよ夏の到来です。小中学生にとって宿泊学習とともに夏がや
ってきますが、地方の風物に目を転じると、関西の夏は鱧(ハモ)料理とともにやって
来るといわれます。日常生活では食材で季節を感じるということも多いのではないでし
ょうか。

瀬戸内でも太刀魚(タチウオ)などがこれから旬を迎えますが、瀬戸内の夏の魚といえ
ば個人的には真名鰹(マナガツオ)ではないかと思っています。瀬戸内では7月から8
月にかけてが漁期ですが、不思議なことに、なぜか俳句では冬の季語となっています。

また、「カツオ」といいながらカツオとは別科の魚で、名称に対する語源も諸説あるよ
うです。一説にはカツオのいない瀬戸内海などで、「カツオに見立てた」ところから
「真似鰹(まねがつお)」が転じたとも、魚のなかでも特に美味であるため、「真名魚」
を「真な=親愛を表す語」で「真にうまい魚」の意味から転じたとも言われています。

新鮮なものは刺身にもなりますが、加熱後の口当たりがよいので、蒸し物、揚げ物にも
料理されます。また、味噌との相性もよいため西京焼きなどは大変美味しいものです。

関西ではポピュラーな魚ですが、俗に「西海にサケなし。東海にマナガツオなし」とい
われるそうで、関東ではほとんど見かけません。かつて首都圏で生活していた折に、
デパ地下の鮮魚コーナーで非常に高価な魚が、地元で食べ慣れていたマナガツオで
あることを知り驚いたことがあります。(地元でも結構高価ですが)

学校給食でも地元の食材や郷土料理が「食育」として取り上げられていると聞きます。
最近では僕らよりも子供達の方がこういった話題には詳しいようです。
郷土の食材や、調理法、旬の素材などに疎いのは実は我々40代かもしれません。

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【3】「いただきます」の意味を考える

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私たちはなぜ「食べる」のでしょうか。

生物が生きるためには外部からエネルギーを導入して燃やす必要があるからだと
学校で習った記憶があります。ですが、エネルギーの必要性だけなら糖質・脂質の
みを食べれば最も効率的ですが、実際にはそうではありません。肉を食べ、魚を食
べます。

この疑問に答えたのが亡命ドイツ人の生化学者ルドルフ・シェーンハイマーでした。
彼は体内に取り入れられたタンパク質が、どこに行ってどうなるのかを確認するため
に、その構成要素であるアミノ酸をかたちづくるN:窒素原子(窒素の同位体)を目印
に、ネズミを使ってその動きを追跡しました。

その結果は予想を超えたものでした。餌として取り入れられたNの約3割が排出され
ただけで、与えられたNの大半は再配分されて全てのアミノ酸が再構成されていまし
た。分子レベルでタンパク質の中に取り込まれていたのです。この間、ネズミの体重
は変わっていませんでした。

つまり、ネズミのタンパク質の半分は食事由来のアミノ酸
に置き換えられ、もとあった半分は分解され急速に体外へと捨てられていたのです。

このことから「生物」とは分子のレベルでは偶然にその密度が高まった「淀み」のよう
なものと表現できます。分子は生物という場で平衡を保ちつつ急速に入れ替わって
おり、その状態が「生きている」ということなのです。

ここで、冒頭の問いに戻ります。なぜ「食べる」のでしょうか。
端的に言ってしまうと、タンパク質の収支を保つためだといえるでしょう。しかし、見方を
変えると、私たちは他の生き物の身体の構成要素を自身の構成要素として取り込ん
で、排出しているのです。

まさに「いただきます」という言葉に象徴される風景ではないでしょうか。

科学的成果が「方丈記」に代表されるような私たち日本人の生命観(「ゆく河の
流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みにうかぶうたかたは、かつ消えか
つ結びて久しくとどまりたるためしなし」というアレです)にどこか通じているというのは
何だか不思議な気がします。

                参考文献 「もう牛を食べても安心か」福岡伸一著 文春新書

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【4】飛騨古川の町並み

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伝統的町並みといえば、みなさんはどこを思い浮かべるでしょうか。多分筆頭は(異論
もあるでしょうが)飛騨高山でしょう。

観光シーズンともなれば、平日でも観光客が溢れかえっています。それから、街を散策
する外国人グループの多いことにも驚かされます。ですが一方で、確かに街はよい風情
なのだけれども、観光客の多さにかえってゲンナリさせられるという話もあります。

そんな方にお勧めなのが、高山から三駅ほど先の古川です。
小さな街ですが、その成立の時期は高山とほぼ同時期だそうです。
蔵の並ぶ瀬戸川べりの風情が有名ですが、壱之町にある二件の造酒屋の佇まいは圧
倒的です。

高山の「吉島家」や「日下部家」と比べても、何ら遜色はありません。
街の雰囲気も穏やかで、歩く速さも自然とゆったりしてくる感じです。
伝統的な街並み好きの方は、きっと気に入ると思います。

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【5】編集後記 

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 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 今後ともよろしくお願いいたします。

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