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June 2014

June 02, 2014

CAVOK通信 第05号

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      CAVOK通信                    【第05号】 

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■ I N D E X ■
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【1】ご挨拶
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【2】父の日に思うこと
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【3】植物の能力
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【4】「監理」と「管理」
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【5】 編集後記 
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【1】ご挨拶
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そろそろ梅雨の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回ものような形で話題を発信いたします。

少しでもお役に立てれば幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

                             平成26年6月吉日
               一級建築士事務所 CAVOK Architects

                                  土居 良助

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【2】父の日に思うこと
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六月の第三日曜日は「父の日」です。ですが、五月の「母の日」に比べていまひとつ
認知されていないような気がします。そもそもの起源は1909年、ワシントン州スポケ
ーンに住むソノラ・スマート・ドッド氏が、男手一つで育ててくれた 父にも感謝の日が
あって良いのではないか考え、父親の誕生月である六月に礼拝をお願いしたことが
始まりだといわれています。

「母の日」がアメリカにおいて記念日として制定されたのは意外に早く1914年のこと
でしたが、「父の日は」おおいに出遅れます。6月の第三日曜日を「父の日」とする
大統領告示を発したのは36代大統領のジョンソン大統領で1966年のことです。
そして、アメリカの公式の記念日となったのはさらに新しく、ニクソン大統領が
1972年に宣言したことによるものです。

プレゼントに費やされる金額についても格差は大きく、2009年アメリカでの調査結果
ですが、父の日向けに1人が消費する額は平均90.89ドル(当時のレートで約8200円)
だったのに対し、母親には123.89ドル(当時のレートで約1万1200円) だったそうです。

それを反映してか、プレゼントの内容についても大差があり、父の日の定番は仕事用
のネクタイですが、母の日のプレゼントは宝石や花、温泉旅行、レストランでの食事
など、豪華になる傾向があったそうです。

にもかかわらず、「父の日」にたいする父親の満足度は相対的に母親のそれよりも
高いというから驚きです。

というのも、母親は家事からの解放を期待しているけれども実際はそうはならない
という現実があります。一方で父親は、そもそも「父の日」に期待していないので、
ちょっとしたことでもお祝いされるとやたら嬉しいというのがその理由のようです。

こうした事実を突きつけられると、僕も父親としてちょっと複雑な気がします。
世のお父さん方、この現実をどのように考えますか?

         参考文献 ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト、2010年6月21日

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【3】植物の能力

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今年は比較的雨の加減もよく、(これから先は少々心配ですが)先月からこちら、
庭木の生育も順調です。ですが、昨年はかなりひどい目に遭ってしまいました。

猛暑のため、例年になく大量発生したミノムシによって我が家の「ヒメシャラ」の
葉は見るも無残に喰われてしまいました。八月末には、まだ若い葉までも落葉し、
幹と枝になってしまうありさまでした。

もっと早くに手当てしておけばこんな事にはならなかったかも知れないと、
家族一同かなり落胆していましたが、十月の半ば頃にふと見ると、丸坊主の
枝先からなにやら新芽のようなものがあることに気付きました。普段ならば、
十月の末には落葉してしまう樹種なのに、秋も深まりつつある時期に新芽が
出てきたのです。


本来ならば自分の生存のために必要な葉をあえて落とし、敵が去った後に体力を
回復させて一気に葉を繁らせるとは、なんと大胆な作戦でしょうか。

後に聞いた話ですが、植えられた場所から移動できない植物は、自身の生存の
ために悪化した環境に対応して自身を変化させることがあるのだそうです。「環境
に対して受身でいるだけではなく、すこしばかり自分を変化させて状況に対応して
再生を計る」、僕たちも見習うべき植物の能力かもしれません。

その後、庭のヒメシャラは繁らせた葉を十一月末にはすべて落とし、やがて
毎年見られるような冬越しの姿になりました。
そして、現在では例年に増して青々とした葉を繁らせています。


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【4】「監理」と「管理」

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どの分野にも業界用語というものがあり、別に珍しくもありませんが、日常的にも
聞き覚えがあるのだけど、じつはかなり隔たりがあるというものが厄介な言葉だと
僕は思います。

建築の世界にもそんな言葉はあります。その最たるものの一つが現場でよく聞かれる
「管理」と「監理」という言葉だと思います。
どちらも同じ「カンリ」という読みですが、用法はかなり違います。今回はこれらについて
ちょっと考察してみたいと思います。

まず「管理」を、一般的な辞書である広辞苑(第四版以下同じ)で調べてみます。すると、
『(1)管轄し処理すること。良い状態を保つように処置すること。とりしきること。「健康―」
「品質―」(2)財産の保存・利用・改良を計ること。→管理行為。(3)事務を経営し、物的
設備の維持・管轄をなすこと。』とあります。なるほど、どれも日常用いる一般的なイメ
ージです。

では「監理」のほうはどうでしょうか。こちらも広辞苑を見てみると『監督・管理すること。
とりしまり。』とあります。何だか説明になっていないような気がします。
ならば「監督」を調べてみましょう。

広辞苑では『(1)目をくばって指図したり取り締まったりすること。また、その人・機関。
「現場-」「映画-」「草野球チームの-」(2)プロテスタント教会の聖職。カトリックの
司教に当たる。ビショップ。』とあります。(2)の意味は特殊なので触れませんが、
(1)の意味はなんとなく解ります。ですが用例に「現場監督」が出てくると、違いが
解らなくなってしまいます。


そこで、建築学会編の建築学用語辞典(岩波書店刊1993年12月6日第一刷)
で確認してみます。まず「管理」は『(1)建物や設備に対して、案内、連絡、運転、
監視などのサービスや維持保全などを行う業務。(2)部材の生産や工事の施工
にあたり、正しく効率よく行えるよう、計画、指揮、制御すること。』とあります。
前述の「現場監督」とは、まさに(2)の用法です。


では「監理」も確認してみましょう。すると『発注者の委任を受け、工事が
行われている段階で、工事契約の締結に協力し、設計意図を適正に実現させ、
工事が設計図書に合致するかを確認する業務』とあります。実際は「工事契約
の締結に協力する」のは工事前なのでしょうが、さすがに専門分野の辞書だけに
説明はより具体的です。
おおむね「映画監督」や「野球チームの監督」といったイメージに合致するような
気がします。(ちなみに併記された英訳は、「管理」は「management;administration」
とあり、「監理」は「supervising」とあります)

法律的にはともかく、誤解を恐れずに大まかに言ってしまうと、「管理」は
工事現場の運営を体言する言葉、「監理」は現場に設計の意図や建て主の
意思を反映するための行為を表す言葉といえるかもしれません。


*厳密にいうと「監理」と「現場監理」ではまた微妙に意味が異なるのですが、
専門的に過ぎるので今回は触れません

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【5】編集後記 

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 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 今後ともよろしくお願いいたします。

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